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【2000年代】俺だってブランキージェットシティーみたいに解散したかった【邦楽ロックシーン】

 

 

2000年代のロックシーン

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俺がボーカルギターをやってるバンド「The Jerry」は2003年に1stミニアルバム「rude flowers」をリリースした。当時のバンドシーンというのは、Blankey Jet City、Thee Michelle Gun Elephantが解散して、次に王様の椅子に座るのはどのバンドだ?という空気だった。

 

例に漏れず俺らも、リリースする度にCDショップのポップにはポストブランキー、ポストミッシェルと書かれた。まあどっちも好きだったし、影響も受けてたし、当然っちゃ当然。

 

ただ23歳当時は「目に映る全てのバンド潰す」と、わりとマジで思ってたので、ポストなんとかって言うんじゃねえよバカとしか思わなかった。(今は感謝しかないです笑)

 

そして王様の椅子には誰も座ることもなく、ロックシーンは衰退した。別にそれが良い悪いではなく、流行りは必ず時代時代で現れて、なくならずにその後ジャンルミュージックとして定着する。

 

今クラスの中心になってる奴らが聞いてる音楽はどの辺なんだろうか?Creepy Nuts?三代目的なやつ?俺が学生の頃はそれがブランキーで、それがハイスタだった。

 

その後The Jerryは、ざっくり言うとベースが抜け事務所をクビになり、マイペースで無頼派の2017年現在に至る。

 

 

 

バンドマンと芸人

こんなにかっこいいのになんで売れねえんだ?ってバンドが沢山いる。芸人でいうとR1優勝前のハリウッドザコシショウみたいな。芸人の事はほぼ一方的にしか知らないけど、バンドと芸人は似てるところがある。

 

ほんの少し才能があって、10年やってりゃ1回や2回、でかいチャンスが来る。

 

テレビに出たり、雑誌で大きく取り上げられたり、メジャーデビューしたり、フェスに出たり。俺らもちょっとだけあった。直後にベース脱退。このパターンもバンドあるある。 

 

 

 

人生思ってる以上に長い

人生おっさんになってからの方が長いって言ってたのは「銀魂」の空知先生だったか。

 

2016年から楽曲提供、BGM制作を一人で始めた。一人での活動はガンガンにマネタイズしていっている。

 

バンドは投機的にやると全く面白くない、というのが18年続けて至った結論。その辺折り合いつけてうまくできる人が売れ続けてるんでしょう。俺は無理だった。だからバンドでは、ただただ曲を作って、たまったらリリースします。

 

一つ決めてることがあって、それは「スタジオでのセッションを聞き直して興奮しなくなったら即やめる」ということ。興奮すんだよなあ、今だに。だから単純にやめないだけ。

 

全員A型の先天的楽天主義一家の長男なので、いやまあなんとかなるしょ、別になんなくてもいいし、と思っている。

 

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