先日行われたEMERGENZA JAPAN 2017の決勝大会、友人のSNARE COVERが優勝しました。他にも知り合いのバンドが出てたので、そいつらにはかける言葉が見つからないです。まあ、みんなおつかれっしたー。
エマージェンザとは?
EMERJENZA 公式サイト
1992年にローマで始まったフェスらしいです。日本に来たのは2008年。
過去の日本大会優勝バンド
2008年 The Novelestilo ドイツ大会4位
2009年 ぐるぐる ドイツ大会6位
2010年 花ト散るらん ドイツ大会優勝
2011年 S.H.E ドイツ大会4位
2012年 Avaivartika ドイツ大会4位
2013年 TarO&JirO ドイツ大会6位
2014年 The Asphere's ドイツ大会14位
2015年 ninja beats ドイツ大会優勝
2016年 スキッツォイドマン ドイツ大会7位/SweetSleep ドイツ大会21位
プチ炎上
このエマージェンザ、実はちょっと前に話題になっていました。発端は元ジュディマリのTAKUYAさんのインタビューです。
これを読んでSNSで怒り狂ってるバンドマンがチラホラいました。
“――「このバンドはすごいな」と思う存在は今のところはいない?
別に演奏は上手くなくて良いのですが、作曲のやり方が上手ではないというか、「そこがアマチュアなんだよな」という事は聴いていて思いましたね。3コードっぽく聴こえても、歌メロがこうあった場合はテンションがここにあってとか、音楽的にその方がよりリスナーに届く響きになるとか、アレンジのやり方とかもなんですけど、プロの編曲家とかプロデューサーの“メス”が入っていないという感じです。
――その“メス”を入れたら良くなりそうなバンドはいましたか?
今の所はいませんね。皆もうちょっと勉強しないと、と思います。やりたい事はすごく分かるんです。日本にありがちなんだけど、やろうとしている事に対して音楽というものを見つめない、そこを一番後回しにしている感じなんです。みんな格好とか…それが一番早いですよね。あとは雰囲気とかばっかりやっていて“音楽”というのがあまり分からないまま、やっている感じがあります。
――ということは音楽理論は必要?
理論は凄く必要です。ギターがボーカルと当たっている事をやっていても、気が付かないままやっていたりというのはよくあるんだけど、そういう事も誰も指摘しないし、自分たちもいまいち分からないという感じでやっているのが、ちょっともったいないなと思います。” (MusicVoiceより引用)
至極真っ当な意見だと思います。
ここで言ってる「アレンジ」って「バークリーメソッドを完璧に学んで対位法も取り入れてる」レベルのアレンジだと思います。そのレベルのバンドマンは、俺が出会った中ではほとんどいません。
とにかくSNARE COVERおめでとう
何はともあれSNARE COVERおめでとう。斎藤君、準決勝応援行けなくてすまんかったです。SNARE COVER、やばいっすよ。ジェイムスブレイク辺りが好きな人は是非に。
こちらの記事も合わせてどうぞ。
▷日本であんま有名じゃないからこそのオススメ洋楽アーティスト4組
SNSも活発にやってます。
Twitter:オサナイユウタ@ERC271バンドマン (@osanaiyuta)
Instgram:オサナイユウタ@コード進行の鬼 (@osanaiyuta)