ブログを運営し始めて1年ほどがたちました。始めた頃よりはPV数が増えましたが、それでも理想にはまだまだ…。
ふとkindleを見ていて目に入ったのが、本業は代筆屋である中島泰成氏の「プロの代筆屋による心を動かす魔法の文章術」でした。
現在Amazon prime readingで無料で読めます。
引用します
感銘を受けた文章をいくつか引用します。
伝わる文章を書くための10ヶ条
1 書く前に読む
2 誰のために書くか
3 何を伝えたいか
4 相手との温度差をはかる
5 上手く書こうとしない
6 自分をさらけ出す
7 相手は目の前にいる
8 読んでもらうために書く
9 他人の目で読み返す
10 返事を期待しない
8の「読んでもらうために書く」に特に感銘を受けました。これが頭の片隅にあるだけでずいぶん変わります。かっこいい文章ではなく、読みやすい文章のほうが、ブログでは大切です。
あえて手紙はやわらかく、あえてメールは真面目にきちんと。
いわゆるギャップですね。ギャップ萌えしない人はいません。ブログに直接は生かせないかもしれませんが、本の中では、著者が実際に請け負った謝罪文の内容も引用されていて、とても参考になりました。
言葉だけを真似ても、意味がありませんが、リズム感覚を覚えれば、どんな文章にも応用できます。真似るのは、言葉そのものではなく、文章のリズムです。
いい文章を書くには、たくさんのいい文章や本を読むことが大切です。一番大事なのはリズム。もっと具体的に言うと句読点の打ち方です。それを意識するだけで、読みやすさが格段に違います。個人的には詩集を読むのもオススメ。
まとめ
なぜLINE、メール、SNS全盛の時代に「投げ込みチラシ」がなくならないのか?
それは全てのツールの根本が「文章」だからです。形が違うだけでどれも一緒です。
好きなように書くのもブログの醍醐味です。ただ、たくさんの人に読んでもらえているという経験は、自信になります。
好きなように書くのは、自信をつけてからでも遅くはないです。むしろその方が、さらに魅力的な文章を書けるんじゃないでしょうか?
最後に。著者が影響を受けた本が紹介されていたので、載せておきます。