日本ではまだ馴染みのない「オーディオコイン 」。いったいどんな通貨なのでしょうか。日本語訳されたサイトもあまりないので、現時点では情報収集するのも結構大変です。
「AudioCoin(オーディオコイン)」とは
AudioCoin(オーディオコイン)は、2015年に音楽業界を盛り上げるために、イギリスで開発された仮想通貨です。今現在は「Aurovine」というサイトで、ダウンロード購入する際の通貨として一番使われています。
システムは「POS(Proof of Stake)」を採用しているので、ある程度の金額を保有していると、専用ウォレットに入れておくだけで勝手に増えていきます。
オーディオコイン公式サイト:http://www.audiocoin.eu
Twitter:Audiocoin (ADC) (@ADCaudiocoin) | Twitter
discord:https://discordapp.com/invite/6VFc2qM
ビョークがオーディオコインを導入
2017年にビョークが出したアルバム「Utopia」を、仮想通貨で買えるというニュースがありました。
ユートピア | ||||
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購入対象通貨はビットコイン、ライトコイン、ダッシュ、そしてオーディオコイン。さらに購入者には100ADCが配布されました。
相場チャート
ビョークバブルで一瞬だけ高騰した後は、落ち着いています。現在1ADC=0.000001BTC(約1円)。
音楽サイト「Aurovine」と連携
Aurovineというサイトでは、アーティストにオーディオコインを送金して、曲を購入することができます。アーティストに入るのは売上の85%。
いわゆる「インディーズ」のアーティストばかりです。日本人はほとんどいませんでした。
オーディオコイン を購入できる取引所
現在、オーディオコインを買えるのは海外取引所だけです。
Cryptopiaが使いやすいですが、メールアドレスだけで登録できてしまうので、セキュリティには細心の注意を。
まとめ
音楽に特化した仮想通貨としての成功例は、今のところまだありません。こないだ上場したサブスクリプションサービスの「spotify」あたりと連携されたら面白いことになりそうです。
価格が上がっていくかどうかもわかりません。少なくとも2018年に100倍になるようなことにはならないと思いますが、5年後にはもしかしたら…と淡い期待も込めて、少額購入してみました。
なんの根拠もなしにビョークが目をつけるとはどうしても思えません。
これからも動きを追っていきます。
※追記1 2018/1/18
日本語版ホワイトペーパーが発表になりました。
※追記2 2018/3/4
Macでのウォレットの同期はこちらのサイトが参考になります。
Audiocoin(オーディオコイン)デスクトップウォレット【Mac編】 - emonblog