B'zサブスク解禁。歓喜したアラフォーは多いんじゃないだろうか。小中高、アルバムでいうと「IN THE LIFE」から「SURVIVE」あたりまでがっつり聞いていた世代。
90年代初頭、ドデカホーンのCDダブルラジカセ(今調べたら型番はSONYのCFD-400)で、低音をがっつり上げて4畳半の畳部屋で、爆音でB'zばかり聞いていた。なんてかっこいいんだ。こんなギターが弾きたいと思って高校の入学祝いでYAMAHAのTAK MATSUMOTOモデル、MGMを買った。ちょっと傷有りだったという理由で、8万くらいだったと思う。
その後、18歳でミッシェルやらブランキーやらニルヴァーナに出会って、自分でもバンドを組み、B'zは聞かなくなってしまった。B'zなんかだせえ、と。そしてCD全盛時代は終わり、サブスク時代へ移行していく。今現在、もはやサブスク配信していないアーティストの音楽はほとんど聞いていない。
2021/5/21本日、B'zのサブスクリプション配信が発表された。自分が中学生だった頃の稲葉さんと松本さんの年齢もとうに超えてしまった。
1993年発表、「RUN」というアルバムの中の「RUN」という曲の歌詞。
涙腺のよく似た奴が集まるもんだなと
明け方に酔いながらふと思いついても
これは一生の何分の一なのかなんて
よくできた腕時計で計るもんじゃない
人間なんて誰だってとても普通で
出会いは誰だって特別だろう
あれから28年後、青森じゃなく東京で、畳じゃなくフローリングで、CDじゃなくmp3で、シラフじゃなくほろ酔いで、B'z聞いて泣くとは思わなかったよ。