というわけで2泊3日の香港旅、ずーっと楽しくて現実感なかったです。
11月の気温は25℃前後。昼は半袖、夜もカーディガン1枚羽織るくらいで問題なし。
九龍サイドの中心街、チムサーチョイ。香港島のセントラル、ワンチャイ、コーズウェイベイ。スターフェリーで30分ほどの長州島。
食事は寿司、飲茶、火鍋、あと浴びるほどの酒。交通はバス、地下鉄、船、全部使ってみました。物価はとにかく高いです。
現地に住む日本の友人にアテンドしてもらったので、一般的なツアーでは行かないようなところにも行けました。なかなか難しいですが、このスタイルが海外を一番楽しめます。
世界中に友達が欲しい。
香港の観光地
香港は札幌市と同じくらいの広さしかありません。有名な観光地だけなら2泊3日で結構回れるし、30分あればバスで中国方面にも行けます。
チムサーチョイ・クーロン(尖沙咀・九龍)
中心街です。ものすごくザックリ言うと新宿みたいな感じ。チムサーチョイ駅と、1つ隣にジョーダンと言う駅があって、その間をぐるぐる歩きまくりました。
建物がとにかく高い。
建築現場の足場は、鉄ではなく竹です。70階建だろうが何だろうが、竹です。
日本のお店が結構あります。世界の山ちゃん、吉野家、ラーメンの一蘭、かつや、など。
海が近くて風が気持ちいいので、ランニングしている人も多いです。
車はめちゃくちゃ多くて、道も狭いですが、日本のように歩行者最優先ではありません。怪我したくなければ歩道を歩きましょう。友人曰く、チャリは危険すぎるのでみんな使わないそうです。
綺麗な麻雀ホールもたくさん。ビシッとスーツでキメた案内の男性が外に立ってました。
香港島
香港島の海沿いはオフィス街で、島の中に入って行くと昔からある街並みもたくさんありました。九龍サイドのチムサーチョイから船で5分ほど。
船着場。このポスターのテーマパークは香港ディズニーより何倍も面白いらしいです笑。
アップルストアは世界中どこもオシャレ。
どっかの企業が作った観覧車。1回3,000円くらい。誰が乗るんだ。
ザ・商業ビル。
The WANCH(ワンチ)というライブBARにも行ってきました。ビール1杯1200円ほど。高いっす。
ワンチの裏。室外機の数が半端じゃなく湿度が高いので、軒下にいると水滴がいろんなところからポタポタ落ちてきます。タバコ吸ってたら1本売ってくれっつって小銭もらって1本あげました。金いらねえよあげるよって言ったんだけどな。
100万ドルの夜景。これは香港島のビルなので、チムサーチョイ側からか、船に乗って見ることになります。正直写真だと1mmも伝わってる気がしません。圧倒的。
長州島
スターフェリーというちょっと大きめの船で香港島から約30分、人口8,000人ほどの小さな島。個人的にはここが一番素敵でした。ビーチがあり、夏には海水浴もできるそうです。車は走れないので、ひたすら歩くかレンタルサイクルで回ります。
江ノ島にちょっと雰囲気が似ています。
何じゃこりゃと思って聞いてみたら、赤イカだそうです。
島の中心に位置するパクタイ寺。でかい線香みたいなのをぶっ刺してお参りしてきました。
作りが細かい。
カップルが南京錠をつける「Lock of Love」というギャラリースペース。
香港の飲食店
2日で10件ほど回りました。食ったし飲んだ。飲食関係は2泊3日だと全然足りないですね。
三笠屋(寿司)
チムサーチョイにある、友人が働いている高級寿司店。量、味、雰囲気、全て申し分なかったです。おまかせで料金は20,000円〜くらい。ひれ酒とあん肝が絶品。
富声魚翅海鮮酒家(飲茶)
香港島のコーズウェイベイにあるお店です。カニの小籠包、チャーシュー、シューマイなどを食べて1人3,000円くらい。女性客が多かったです。写真は撮り忘れました笑。
▷富聲魚翅海鮮酒家 - 湾仔 - 中華料理店、シーフード料理店 | Facebook
肥牛火鍋海鮮酒家(火鍋)
Temple street(通称男人街)付近にある、超大衆的なお店。めちゃくちゃうるさくて活気があります笑。
青島ビール売りのお姉さんたちは歩合で働いているそうで、ガンガンについでくれます。こういうお店のビールは安いので、どんどん飲みましょう。というか基本ビールしかありません。隣のテーブルにいた白人の男性はワインを持ち込んでいました。持ち込み料金はかかりますが、全然OKだそうです。
▷肥牛火鍋海鮮酒家 - 香港 - シーフード料理店 | Facebook
THE PiNK PiG(カフェ)
長州島にあるカフェ。夕方にガットギター弾きながら香港ビール飲んでまったり。こちらは都会とは違い1本700円くらい。香港には「定価」という概念があまりなく、場所によって値段が全く違います。
▷The Pink Pig Music Bar and Restaurant | Facebook
The DogHouse Kowloon(ビアホール)
チムサーチョイの海沿いにあるオープンビアホール。バンド演奏やDJプレイの音楽も楽しめます。
100万ドルの夜景を見ながら、オープン席でスミノフを飲んでぼーっとしてたんですが、現実感なさすぎて脳が溶けそうでした笑。
▷The DogHouse Kowloon | Facebook
BUTLER(ウィスキー&カクテルBAR)
香港旅の最後に行った、チムサーチョイにある高級BAR。ここのオーナーが私のバンドThe Jerryを知ってくれていて、せっかくなんでお伺いしました。
ラフロイグみたいなピート(スモーキー感)が強めのウィスキーが飲みたいというと、まあ出て来る出て来る。んで全部うまいという。最後はオーナー含め3人で飲み、お店オリジナルのトランプまでいただきました。最高です。
銀座にも支店があるそうなので今度行ってみます。
香港の交通事情(バス・地下鉄・船)
バス、地下鉄、船が移動の基本です。オクトパスカード(Suicaみたいなプリペイドカード)があれば、ピッとやるだけで全部乗ることができます。空港で即購入しましょう。
時刻表はありません。バスと地下鉄は街中だと10〜15分に1本くらい。イギリス領の名残でバスはほとんど2階建です。
2日でかなり乗りましたが、全部で1500円かからないくらいでした。
香港の喫煙環境
街中にドラム缶のようなゴミ箱付きの灰皿がいたるところにあるので、タバコを吸えなくて困るということはありません。飲食店も日本よりは吸えるところが多いです。ただし、ホテル等は基本禁煙なので、外へ出て吸うことになります。
ちなみに香港だとタバコは1箱700〜1000円くらい。パッケージには思いっきり「死」という字が書かれてたり、鼻に管をさした病気の女性の写真が載ってたりします。怖いです。
その他行ってみて気づいたこと
・暑い
ライダースを着て行ったのですが、日本でしか着ませんでした。香港がガッツリ寒いのは2月の数週間だけで、30年間雪も降ってないそうです。
・コンビニしょぼい
セブンとサークルKがたくさんありますが、品揃えはしょぼいです。おにぎりとサンドイッチは常温ではなく、基本冷えてます。
・日本人わかりやすい
街を歩いてると悪そうな人たちに日本語でガンガン話しかけられます。深追いはしてこないですが、無視するかサッと追っ払いましょう。
・ホテルは中心街で
ジョーダン駅近くのネイザンロード沿いのインペリアルホテル、場所的にすごく便利でした。ちょっと離れるだけで超めんどくさいことになるので、中心街に宿泊しましょう。
・発着時間の表記
行きの時間表記は日本時間(着いたらマイナス1時間)、帰りは香港時間表記(着いたらプラス1時間) でした。帰りの方が圧倒的にフライト時間は短いです。映画2本見終わる前に着きました。
・キャッシュレス化そうでもない
日本と同じくらいの感じでした。コンビニや自販機はオクトパスカードで払って、夜市や女人街などは現金オンリー。飲み食いもワリカンしながら現金で払ってたので、結局クレジットカードは使わず。まあでもVISAカード1枚くらいは持っといた方がいいです。審査が通りやすい楽天カードのVISAで十分。
香港旅行まとめ
本当にいろんな人種が混ざっている、超資本主義の国でした。街のパワーがとにかくすごい。体感だと歌舞伎町の倍くらい。
言葉は基本広東語ですが、デタラメ英語で全然通じます。正しい英語を話してる人の方が少ないくらいだそうです。
本当に最初から最後まで楽しい旅でした。
来年は台湾あたりにフラッと行きたい。
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