【注意】試験回答の解説ではありません
試験Ⅰ
問題1
「の」の用法
所属:商品の時計
性質:科学の本
基準点:自宅の前
動詞のアスペクト
① 状態動詞
② 継続動詞
③ 瞬間動詞
④ 第4種の動詞
問題3A
助詞の分類
格助詞
接続助詞
終助詞
とりたて助詞
並列助詞
連体助詞
格助詞
を・に・が・へ・と・から・より・で・まで
問題3B
従属節が主体の状態を表す用法
私は荷物を背負って山道を登った。
原因・理由のテ形
従属節か主節のどちらか、または両方が無意思的な出来事の場合
例)
本を読んで、不安になった(意思・無意思)
彼の過去を聞いて、息が詰まった(無意思・無意思)
問題3C
確認要求:確信があることを確認する疑問文 例)寒いでしょう?暖房を入れよう
問題3D
スコープ:及ぼす範囲
フォーカス:スコープの中でも特に影響が及ぶ部分
例)「講演会に50人参加していない(欠席者50人)」という文章の否定のフォーカスは「参加している」
否定述部と呼応する副詞
いまだに〜:肯定否定に使える
ろくに〜:否定のみ
とりたて助詞と共起
例示の「でも」:過去を表す平叙文の述部とは共起しにくい(×コーヒーでも飲んだ)
問題4
標準偏差:平均点からの散らばり具合
問題5
ディベート:一つのテーマでは一つの争点を扱う
パラグラフライティング:中心文(一番主張したいこと)と支持文(具体的な例)を使った書き方
問題6
相互理解のための日本語(JFスタンダード):発信者と受信者がある領域や場で特定の課題を共同で遂行するための日本語
コミュニケーション言語活動:受容・産出・やりとり
JF Can-do:現在の能力を把握し、今後の学習目標を立てるのに役立てることができる。
「いろどり 生活の日本語」:外国人が日本で生活や仕事をする際に必要となる、日本語の基礎的なコミュニケーションを身につけることができる。
問題7
学習者オートノミー:学習者が自分自身の学習を管理する能力。メタ認知能力が必要。
問題8
統合:自文化を保持し、新しい文化を取り入れる
同化:自文化を保持しない、新しい文化に適応
分離 :自文化を保持しながら、新しい文化との関わりを避ける
周辺化 :自文化を保持をせず、新しい文化への適応にも無関心
自己効力感:自分ならできると思うこと
問題9
橋渡し推論:情報と情報をつなぐ推論
リスニングスパンテスト:文章リスニングしワーキングメモリをはかる。(ディクテーションやディクトグロスとは違う)
カクテルパーティー効果:ある刺激に対して選択的に注意が働く
問題10
インテイク:自ら知識を取り込み理解する
アウトプット仮説:一人で発話するだけでは意味がない
問題11
二重敬語:「お見えになる」「お伺いする」などが習慣として定着してきている
問題12
マリノフスキー:言葉を使うことは好意。意味はコンテクストにおいて解釈される
8つの発話の要素
Situation:状況(時間や場所など、心理的状況も)
Participants:参加者
Ends:目的
Act sequence:連鎖行為
Key:基調(声のトーン、明るく暗く等)
Instrumentalities:手段、媒体(口頭、文字、発話形式)
Norms:規範(相互作用や解釈における規範)
Genre:ジャンル
ナラティブ:時系列に沿った出来事の語り
社会言語能力:場面に応じて適切な表現ができる
問題13
「優しい日本語」例
・「捨てられる」ではなく「捨てることができる」
・ローマ字読みは使わない
・年月日はスラッシュは使わない・12時間表記・西暦
イスラム教徒:1日5回、決まった方向へ向かってお祈りをする
問題14
CEFR
・1949年、欧州評議会が設立
・複数言語使用者を「社会的存在」としている
・言語能力をA1〜C2までの6段階に分けられる(A基礎 B自立 C熟達)
問題15
明治の国語政策:上田万年が標準語を確立することの必要性を主張
国語に関する世論調査
文化庁が、現在の社会変化に伴う日本人の国語に関する意識や理解度を調査するために行われている
日本学生支援機構(JASSO):「日本留学試験」を運営・実施
試験Ⅲ
問題1
拍と音節
拍:に・ほ・ん・ご・きょ・う・いく
音節:に・ほん・ご・きょう・い・く
1音節の中に子音が二つ以上あることもある
アクセント核:音が下がる直前の拍
日本語らしいリズム:2モーラ(拍)がひとまとまりを形成する(せん・せい、にほ・んご)
問題2
「は」は疑問詞を主題とすることができない。(×何は好きですか?)
問題3
ヲ格を使った自動詞
起点:学校を出た
経路:橋を渡る
対応する自動詞・他動詞がない場合
他動詞がない時は自動詞の使役系:他動詞「泳がせる」自動詞「泳ぐ」
自動詞がない時は他動詞の受け身系:自動詞「ボタンが押された」他動詞「ボタンを押した」
問題4
動作主と受け手の視点
○「師匠が教えた」「師匠に教わった」
×「想いを表す」「想いが表された」(動作主と受け手が存在しない)
問題5
レディネス調査
学習者の国籍・母語、時間的・経済的制約、外国語学習の経験の有無を調べる
今どのような状態で、なにができるのか?
ニーズ調査
どのような場面で使う日本語を学びたいか?
4技能のうちどれを優先するか?
これからどのような状態になって、なにがしたいのか?
シラバスデザイン:具体的な授業内容など
カリキュラムデザイン:教育の大枠
社会人学習者は、費用対効果を求める傾向があるので、効率的な学習が期待できる。
問題6
オーディオリンガルメソッド:母語話者同様に話せるようになるのが目的。音声重視。繰り返し練習。
TPR(全身教授法):単純な作業から複雑な作業へ移行する
問題7
オープンクエスチョン・クローズドクエスチョン
問題8
ビジターセッション:母語話者と会話し学習する双方型セッション
問題9
エンパワーメント:自分の生活に意味を見いだし、自己決定能力などを獲得する過程のこと
問題10
産出順序:食べます→食べました→食べています→食べれば
学習者コーパス:学習者が書いたり話したりした日本語をデータベース化したもの
「わたし」「と「自分」を学習者がどういった意図で使い分けているかは調べられない。
問題11
過剰般化:言語形式の規則を、適用範囲を超えた箇所でも使ってしまうこと。
○「うつくしいです」
×「歩くです」
タスク中心の教授法:学習者のニーズを反映
問題12
ネガティブポライトネスストラテジー:「ちょっとだけ手伝ってくれない?」
語用論
自分が話したことが相手にどう伝わるか?
A「寒いですね。」
B「窓を閉めましょうか?」
A「飲みに行きませんか?」
B「最近ちょっと忙しくて…」
A「それは残念。」
問題13
言語景観:街頭や公共施設で見られる言語表記
問題14
ピジン:必要性がなくなれば消滅する
国語醇化運動は韓国で起こった
琉球語:家庭内だけでなく、宗教的儀式でも使用が減少している
問題15
身分に基づく在留資格
永住者
日本人の配偶者等
永住者の配偶者等
定住者
留学生の資格外活動
学期中 週28時間以内
長期休業期間中 1日8時間以内かつ週40時間以内
BJTビジネス日本語能力テスト
日本語の基礎的な知識を前提とした上で、与えられた情報を適切に処理し対応することのできる能力を測ることができる。800点満点、6段階評価。
プロジェクト学習
解決するべき問題について、問や仮説を検証し、思考力や協働学習の能力を身につける
問題17
代替的評価:試験では測りきれない評価
形成的評価:生徒の学習状況を把握し、 指導内容の改善に役立てる