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人間関係の両極は「物として利用する」と「完全対等」

人間関係の両極は「物として利用する」と「完全対等」だと、ジェニーオデル著「何もしない」で読んだ気がする。100万回頷いた。もしかしてこの本じゃなかったかもしれないけど一応リンクは貼っておく。高いけど面白いよ。

 

 

「物として利用する」の最下層は「なんとなく偉そうにする」だと思う。ファミレスやコンビニの店員に横柄に振る舞ったり、でかいトラックの運ちゃんが原付を煽ったり、役職がついた途端に部下をお前呼ばわりしたり。そういう人は変な人として認識して距離を取っている。危機回避の唯一の方法は距離を置くことだ。

 

そんな中、ほぼ完全対等でいられる状況が今の自分には二つある。一つは三人でバンドをやること。三人はいい。一対一対一になる。これが四人だと二対二になったり三対一になったりする。四人以上の集団だと政治が生まれてしまうからあんまり好きじゃない。古くなった椅子がガタガタしていくのは四つ足だから。ちなみにマイクスタンドは三つ足でとても安定している。

 

もうひとつは、一人で飲みに行くこと。十数年東京で飲んでいるので、いろんな人を見てきた。もちろんマウントをとりたがるおじさんもいるし、いかに自分が稼いでるかと自慢してくる兄ちゃんもいる。そんなのは秒で無視だ。酔っ払ってるし、ほぼほぼ二度と会わないし。飲み屋で会って初対面で「お仕事何されてるんですか?」と、ひとことめで言ってくる人は100%つまらない。そうじゃねえと。今のお前を見せろと。役職も年収も経験も脱ぎ捨てて、今のちょい酔って砕けてるお前の魅力を俺に伝えてみさらせと。お互いお前素敵やんと思ったらまた飲もうぜと。

 

そんな感じで生きてきたら、気づいたら42歳独身。充実のアーバンシングルライフ。みんなもっと逃げながら楽に生きたらいいと思う。