前回は日本人に効果絶大な「バンドワゴン効果」について紹介しました。
【全5回】ブログ・アフィリエイトに使える心理学効果その①「バンドワゴン効果」
今回紹介するのは「カクテルパーティー効果」。アフィリエイトをやる上で一番重要な「ペルソナ設定(詳細なターゲット設定)」にもつながってきます。
カクテルパーティー効果とは?
たくさん人が集まっているパーティー会場でも、自分の名前を大きな声で呼ばれると気づくのが、 カクテルパーティー効果。
これをブログにどうやって応用するのか?「全国の鈴木さんへ」と書いたところで、別にその後に書くことなんかありません。
答えは「ターゲットをできるだけ明確にする」。つまり、読者に「この記事は自分のことを書いてる!」と思ってもらうのが目的です。
ブログ・アフィリエイトでの使用例
①2019年オススメ映画
②30代男性が思わず元カノに連絡してしまいたくなる恋愛映画
あなたが映画.comのライターなら①で大丈夫ですが、個人ブログだと②くらい絞った方が読まれると思いませんか?
アフィリエイトの第一歩目はペルソナ設定(詳細なターゲット像)です。これは「過去の自分」に呼びかけるのが一番簡単。
弊ブログの場合だと
・元バンドマン
・音楽リテラシー高めのリスナー
・ブロガー
・手取り25万円くらいで、副業で月1万円稼ぎたい
・30代前半〜半ばの男性
・地方出身で東京在住
・彼女はいるけど結婚に踏み切れない
・独身を謳歌
この辺のことを掛け合わせて記事を書いています。ペルソナ設定は細かければ細かいほどよいです。上記にあげたのでも足りないくらい。
最初からそんなに細かい設定が思い浮かばなかったら「ジャンル × 年代」で考えましょう。
・最近買ってよかったもの × 30代
・オススメ映画 × 20〜25歳
・行ってよかった国 × 50代
などなど。
フワッと誰かに届け的な全方位型の記事は、逆に誰にも届きません。
ブログ・アフィリエイトに使える心理学効果「カクテルパーティー効果」まとめ
長々説明しておいてなんですが、最初は「誰か一人のため」に書くのがオススメです。10年会っていない友人、世話になった恩師、気になる同僚の女性。要は熱がこもった文章を書くための手段の一つなんです。
長渕剛「乾杯」の歌詞が、結婚する友人のために書かれたという話は有名ですね。
次回は「カリギュラ効果」について説明していきます。こちらは悪用すれば危険すぎるので紹介したくないくらいのシロモノです。