禁酒を始めてから、一週間が経ちました。 正直なところ、体調もメンタルもかなり良くなっていて、このままずっと続けてみようと思っています。
ただ、私の場合、これは「禁酒」というよりも、「ソバーキュリアス(Sober Curious)」という考え方に近いようです。 ソバーキュリアスとは、「お酒をやめる」と決めつけるのではなく、「飲めるけど、あえて飲まない選択をする」「シラフの時間を増やしてみる」という、好奇心ベースの柔らかなスタンス。
つまり、禁酒を目的にするのではなく、自分の状態をより良くするための手段として、お酒を遠ざけてみる、という考え方です。
私自身も、「一人でいるときには飲まない。でも人と会うときは無理せず飲む」というスタイルに落ち着いています。とはいえ人と飲むのなんて、月に一回あるかないかなので、もうほとんどお酒を飲むことはないと思います。
お酒をやめることが目的なのではなく、あくまで自分の調子を整えるための選択。その程度の柔らかさが、自分にはちょうどいいみたいです。
実は最近、あまり「飲みたい」という気持ち自体も薄れてきていて、アルコールがない時間を快適に感じるようになってきました。 こういう変化って、何かを「やめる」と決めると逆にストレスになるけれど、「ちょっと距離を置いてみようかな」くらいだと、案外すっと続けられるのかもしれません。
ちなみに、このソバーキュリアスという考え方は、海外ではすでに広がっていて、有名人でいうとモデルのカーラ・デルヴィーニュ、女優のアン・ハサウェイ、歌手のハリー・スタイルズなども実践しているそうです。
「お酒をやめた」と宣言するよりも、「お酒とちょっと距離を置いてみている」という考え方は、私にすごく合っていました。 このまま「飲まない日常」をベースに、また気楽に過ごしていこうと思います。