親鸞「歎異抄」のメモ的まとめです。
・人間全部「治る難病」と「治らない難病」に犯されている
・治らない難病とは108つの煩悩
・三毒の煩悩とは「欲、怒り、愚痴」
欲について
・特に強い五欲「食欲、財欲、色欲、名誉欲、睡眠欲」
・釈迦曰く「欲の実装」は有無同然(あってもなくても同じ)
・地位、名誉、お金、家族、友人などは、あってもなくても不安や苦しみが絶えないと言う点で有無同然
・比べる相手を変えれば誰でも有る側の気持ちがわかる(例えば昔の人と比べてみる)
怒りについて
・欲が邪魔されると怒りが湧く
・相手だけでなく自分の大切なものまで焼き払ってしまうのが怒り
愚痴について
・愚痴とは妬み、恨みの心
・他人の不幸を喜ぶ心は誰もが持っている
その他気になったこと
・口や体の行いよりも、心で何を思っているかが大切
・なぜなら口や体は心の指示によって動いているから
・すべての人間は煩悩に犯されている「悪人」である
・煩悩は無くすことも減らすこともできない
・「治らない難病(煩悩)」は苦しみの枝葉、「治る難病」は苦しみの根本
・治る難病とは「死んだらどうなるかわからない心」(死後が暗い心の病)
・未来が暗いと現在も暗い
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