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メンバーが死んだらバンド自体が終わってしまうのか考えてみた

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赤い公園が解散を発表した。もちろん面識はない。ライブを見たこともないし、曲しか知らない。ただ津野米咲さんという人は、とてつもない才能の塊なんだろうというのは、楽曲からビンビン感じていた。日本のバンドで、しかもガールズバンドで、ボーカルが変わってまで活動を続けるのはすごく珍しい。だって、ぶっちゃけボーカルが変わったら違うバンドじゃん。フェスでたまにやってるfishmansになんの興味もわかない。佐藤伸治が好きすぎたから。

 

バンドメンバーの関係性というのは、100バンドいたら、100通りの関係性がある。バンドだけで食ってるのか、仕事しながらバンドでも稼いでいるのか、はたまた完全な趣味か。フェイズは色々ある。赤い公園の場合は「プロ」のバンドだから、20年間セミプロインディーズクソバンドマンの自分には想像だにできない部分がほとんど。だもんで、自分だったら、メンバーが死んだらバンドを続けるのかについてだけ考えてみた。

 

完全に「やめる」の一択。

 

うちのドラムとは20年、サポートベースとも10年以上やってきた。今の3人で週1回スタジオに4時間入って、ほぼ無駄話してちょっと曲の練習して、新曲のネタがあったらたまにセッションする。リリースもライブも完全マイペース。ただただ「3人で曲を作る」という、あるんだかないんだかわからない名目の元、40過ぎのおっさんが集まって、バカ笑いしながら楽器を演奏しているという。とりあえず健康で生きてるし、人と音楽作りたいし、歌いたいし、この歳になるとそれぞれの生活もあるし。もう新しいメンバーを探すという選択肢はなくなってしまった。

 

完全なアマチュアミュージシャンであれば、もうやめていたと思う。SNSがインフラ化したことでファンが可視化して「街の人気者」も人気を自覚できるようになった。少なからず自分らの音楽を待ってくれている人がいるということは、自信とか感謝とか感謝とか感謝とか、やるべき理由とか、他諸々になる。

 

人にはそれぞれの器があって、自分が背負える以上のことは起こらない。20代の可処分時間を、叶う確率1%以下の夢にフルベットできてよかった。

 

あ、METAFIVEよりもっと生っぽい全く新しいバンドやりたいなーってずっと思ってるんだけど、自分から動く気もないから誰か誘って欲しい。当方ギター、ボーカル、DTMできます。

 

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オサナイユウタ プロフィール