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【防衛機制】人は他人の死を人ごととして捉えている【フロイト】

自分の死を考えないようにする脳の機能を発見したのは、イスラエルのバル・イラン大学ゴンダ脳総合研究センターで脳について研究しているヤイル・ドル=ザイダーマン氏らの研究グループです。

脳には「死」を「人ごと」として処理する防衛機構が備わっている - GIGAZINE


人には自分の心がが耐えられそうもないことを、うまいことごまかす機能が備わっています。それが精神分析学者のフロイドが提唱した"防衛規制"。上の記事はそれを医学的に証明した形です。

 

 

防衛規制とは?

抑圧、転換、退行、同一視、投影、反動形成、隔離、打ち消し、取り入れ、合理化、知性化。そしてフロイトの娘アンナ・フロイトが提唱した"昇華"。

 

一番有名なのは”抑圧"ですね。嫌な記憶は完全に忘れているわけではなく、心の奥底に閉じ込めてある状態です。なので"トラウマ"を完全に取り除くには、精神分析でトラウマの原因を突き止めなければなりません。

 

最近だとファッション感覚でトラウマという言葉が使われていますが、原因がわかっている時点で正確にはトラウマではありません。

 

「他人の死を人ごととして捉えている」のは隔離プラスちょい抑圧、かなと。

 

 

わかりやすいフロイト本

フロイト

フロイトの一番有名な本「精神分析入門」は、正直すごく難しいです。フロイトの精神分析の入門書としておすすめなのは、鈴木晶「世界一わかりやすいフロイト教授の精神分析の本」です。タイトルもそのまんま。

 

鈴木晶さんは精神分析医ではなく、音楽や芸術にも造詣が深い人で、独自の視点でフロイトをわかりやすく解説してくれます。

 

防衛規制まとめ

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フロイトの精神分析を学ぶと、ちょっとだけ楽に生きることができます。人生100年もあるらしいんで、肩の力を抜いて楽にいきましょう。

 

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