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1977年の大ヒット映画「サスペリア」リメイク版、1/25に公開。

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画像引用:映画.com

1977年に大ヒットした傑作ホラー映画「サスペリア」。その2019年リメイク版が公開されました。これがオリジナルと全く違う映画になってしまっていると話題です。

 

監督は「君の名前で僕を呼んで」のルカ・グァダニーノ。音楽はRADIOHEADのトム・ヨーク。出演者もダコタ・ジョンソンや「キック・アス」のクロエ・モレッツをはじめとした豪華メンツです。

 

 

オリジナルとリメイク版「サスペリア」の違い

映画史に名を刻むダリオ・アルジェントの傑作ホラーを、「君の名前で僕を呼んで」のルカ・グァダニーノ監督が大胆にアレンジし、オリジナル版とは異なる視点から新たに描いた。1977年、ベルリンの世界的舞踊団「マルコス・ダンス・カンパニー」に入団するため、米ボストンからやってきたスージー・バニヨンは、オーディションでカリスマ振付師マダム・ブランの目に留まり、すぐに大きな役を得る。しかし、マダム直々のレッスンを受ける彼女の周囲では不可解な出来事が続発し、ダンサーたちが次々と謎の失踪を遂げていく。一方、患者だった若きダンサーが姿をくらまし、その行方を捜していた心理療法士のクレンペラー博士が、舞踊団の闇に近づいていくが……。

 引用:映画.com

オリジナルの「サスペリア」はバレエ学校が舞台のホラー映画です。

 

リメイク版も舞台は同じバレエ学校で、もちろんホラーの要素もあるのですが、1977年当時の政治と歴史を描いたドラマチックな作品になっています。魔女狩りやユダヤ人迫害、ナチス問題について等々。

 

一番の大きな違いはリメイク版のダンスが「バレエ」ではなく「暗黒舞踏」だという点。

 

ちなみにオリジナル作品の監督は今回のリメイク版を「全然違うじゃねえか!」と激怒していて、「サスペリア」ファンのクエンティン・タランティーノは大絶賛しています。

 

この辺の話は映画評論家の町山さんの解説がわかりやすいです。

町山智浩『サスペリア』(リメイク版)を語る

 

 

 

 

ルカ・グァダニーノ作品をプライムビデオで見る

1983年夏、北イタリアの避暑地。17歳のエリオは、アメリカからやって来た24歳の大学院生オリヴァーと出会う。彼は大学教授の父の助手で、夏の間をエリオたち家族と暮らす。はじめは自信に満ちたオリヴァーの態度に反発を感じるエリオだったが、まるで不思議な磁石があるように、ふたりは引きつけあったり反発したり、いつしか近づいていく。やがて激しく恋に落ちるふたり。しかし夏の終わりとともにオリヴァーが去る日が近づく…。

引用:Amazon

ルカ・グァダニーノの前作「君の名前で僕を呼んで」はプライムビデオのレンタルで見ることができます。こちらもかなり話題になった、ゲイカップルを描いた美しい映画です。

 

監督自身もゲイであることを公表しています。

 

プライムビデオで見る

 

 

サスペリアまとめ

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今回純粋なホラー映画にしなかった理由として「ドナルド・トランプが大統領をしている時代だから」と、監督は答えています。

 

1977年といえばベルリンの壁があった時代。トランプが壁を作ろうと意地になっている今、「サスペリア」は強烈なメッセージが込められた映画です。