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『何を書けばいいかわからない人のための「うまく」「はやく」書ける文章術』を読んでみた。

どんな人が読むべき?

ブログを始めたはいいけど、1ヶ月たったらもう書くことがない。あるいは、読みかえしてみたら、文章にまとまりがない。

そんな人にはとても役に立つ本です。

 

文章を書くためのステップが5段階に分けられています。

①情報を集める。

②自分の経験・考えをまとめる。

③集めた情報を可視化する。

④フォーマットを使って文章を書く。

⑤書いた文章を磨きあげる。

 

大きなポイント3つ

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書く作業は全体の2割 

ラグビーを知らない人に向けて、その魅力を伝える文章を作る工程が、例にあげられています。

①ラグビーについて調べる。

②実際にラグビーの試合を見る。

③ラグビーの魅力を実感する。

④ラグビーを知らない人の気持ちを察する。

⑤その人たちが理解できるように、分かりやすい文章を作る。 

このように、書く作業は全体の20%だけです。

自分の得意なこと、もう経験していることなどを文章にする場合は、①〜③はやらなくて良いので、④⑤だけの作業になります。

 

書く前の準備に力を入れる 

①読者ターゲットを明確にする。

②読者ターゲットのニーズを把握する。

③文章の目的を明確にする。

④読者の反応を決める。

⑤メッセージをひとつにしぼる。

⑥文章の切り口を工夫する。

⑦文章のレベルを決める。

⑧文章のテイストを決める。

 

 この記事を書くために、実際に設定してみました。

①ブログ歴1年以内の初心者。

②読まれる記事を書くためのノウハウを知りたい。

③本を読んでもらう。

④本を読んで、良い記事が書けるようになった。

⑤準備なしで、良い文章は書けない。

⑥内容を3点にしぼって、わかりやすく。

⑦普段本を読まない人も読めるレベル。

⑧ラフになりすぎない、きっちりめの文章。

 

具体的であればあるほどいいです。

 

フォーマットを使って書く

一番使いやすいフォーマットが、結論優先フォーマットです。

結論→理由→具体例→まとめ

の順に書きます。

 

他にも「物語フォーマット」「列挙フォーマット」「主張フォーマット」「SNS・宣伝フォーマット」が紹介されています。

 

ちなみにこの記事は「列挙フォーマット」に「結論優先フォーマット」のテイストを入れて書いています。

 

まとめ

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今回あげた具体的なポイントを意識しただけでも、かなりまとまった文章が書けると思います。

このご時世、無料で読めるノウハウはたくさんあります。

ただ、ちゃんとした情報やノウハウを集めるには、やっぱり本が一番です。まず著者名がはっきりしているし、出版されているということは、一定の水準をクリアしている証拠です。

 

ブログは日記ではないです。「書きたいこと」を書くのではなく、読書が「読みたいこと」を書くのがブログです。それを続けられれば、自然に読者も増えていくのではないでしょうか。

 

「うまく」「はやく」書ける文章術

山口 拓朗 日本実業出版社 2016-03-25
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