音楽業界の黒船「Spotify」
めちゃくちゃ面白い記事です。いくつか抜粋します。
ストリーミング・サービスの是非みたいな話になると、大体業界の話になっちゃうでしょ。でも、極論すれば、リスナーにとってはどうでもいいことじゃん、いい音楽が手軽にたくさん聴ければさ。
この前もTwitterで二人くらいお子さんのいる女性から話しかけられたんだけど、「このSpotifyってアプリすごいですね。でも、これはちゃんとアーティストに還元されるんですか?」って。そんとき、そうか、なるほどな、と思って。
一時期は、ストリーミング・サービスの行く先には地獄しかないと思ってたんだけど、このまま日本的な、ガラパゴス化した状態でとどまっていたら、もっとおぞましい地獄になる。行くも地獄、帰るも地獄だったら、行ったほうが絶対楽しいなって考えるようになったんです。
俺、基本的にすべての音楽文化に関しては、何かしらイリーガルなもの、法的に間違っているものが、何かしらの発火点になってきたのは否めないとずっと思ってるんですよ。
日本でSpotifyが一般化したほうがいいと思う一番の理由は、それを活用することが日本で音楽を作る人たちにとってようやく手に入れられた海外進出のチャンスの入口だってこと。これは圧倒的にでかい。
ストリーミング・サービスが主流の世界に対して、作家や作品が最適化しようとすると、一時期ヴィレッジヴァンガードが作ってたみたいな名曲のボサノヴァ・カバーとか、ハウス・カバーみたいな、曲自体がムード音楽っていうか、ミューザックっていうか、BGM化していく可能性は濃厚だし。実際、もう起こってるよ。
こんな記事も。
spotify の有料会員が6000万人突破。ちなみにapple musicは2700万人。日本はなんとなくapple musicユーザーの方が多い気がします。
無料で使える
spotifyは月額980円で4000万曲聴き放題。無料でも使えますが、シャッフル再生しかできません。
最初に使い始めた定額制の音楽サービスがmusic unlimited。サービスが終了した時は途方に暮れました。その次にapple musicに登録。一時期apple musicとspotify両方使ってました。
spotify一本に絞った理由は「なんとなく触ってて心地良いから」です。
使い方としては最新チャートをチェックしつつ、プレイリストを選んで聞くことが一番多いです。spotifyが提供するものから個人が作ったものまで。色々あります。
動画サービスは?
私自身、Netflix等の動画サービスには一切登録してません。毎月新作映画4本も借りるか?借りなかったら損だし、スポットで借りればいいや、みたいな理由です。
音楽のサブスクリプションサービスもそんな感じではないでしょうか?YouTubeで聴けますし。
こんな時代でも、世界で6000万人はちゃんとお金を払って、いい音楽と出会ってる人がいるということ。それは結構悪くねえんじゃねえの?って話でした。
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