2/3は節分。
鬼にぶつける豆の話で、この時期意外に盛り上がります。
全国的にはざっくりいうと大豆が70%、落花生が30%。雪深い地域では落花生の方が多いようです。かなり少数ですが、チョコを投げる地域もあるとの噂も。
青森は落花生率が100%
画像引用: at home VOX(アットホームボックス)
雪深い東北・北海道・北陸は落花生率が高いです。「外で投げた時に雪でも拾いやすいから」というのが主な理由。
なぜか飛んで宮崎県・鹿児島県にもこの風習があります。
そんな中、青森県だけが唯一の100%。青森県は結構広く、青森市と離れた八戸市では方言や文化が違ったりするのですが、落花生だけは共通なんですね。
うちの実家や小学校も、もちろん落花生でした。
青森のスーパーの節分の様子
さすがの100%。
義弟が関西出身で、実際に売り場を見たら「ありえへん…」ともらしていたそうです。北国の人にとっては見慣れた風景ですが、初めて見たらそうなるかもしれませんね。
落花生が使われたのはいつ頃から?
節分に豆を打って悪気邪鬼をはらう行事は室町時代に始まったと言われますが、この豆は大豆であり、落花生をいつ頃から使い始めたかは明らかではありません。
民間の調査によれば落花生を使う割合が高いのは北海道、東北、新潟、長野などとなっており、北海道では国内での生産が拡大した昭和30~40年代に大豆から落花生に替わってきたとも言われます。
雪の多い地域で使う割合が高いのは、雪の中に撒いた豆を拾うのは落花生の方が楽ですし、後で食べることを考えると殻に入った豆の方が衛生的である等の合理的な理由が伴っていると考えられます。
引用:落花生Q&A-お役立ち情報-一般財団法人 全国落花生協会
詳しいことはわからないみたいです。
昭和30〜40年頃に切り替わったということは、現在70代以上の人に聞いたら何かわかるかもしれません。
年の数の数え方
落花生には1つの殻の中に2粒ピーナッツが入っています。
我が家では落花生1つを1歳と数えていましたが、これは各地方によってバラツキがあるそうです。確か数え年でやってた記憶がうっすらと…。
子供は数が多い方が楽しいから、個人的には落花生1つで1歳がいいかなと。
青森の節分まとめ
落花生は投げやすいので、子供の頃は全力で投げ合ってケンカ寸前になったこともあります。大きいから当たると痛いんです。
大豆も落花生も健康には良さそうなので、大人も子供もいっぱい食べましょう。
関連記事